地方

シャンパーニュ地方には、古くからブドウの木がありました。1シャンパーニュという名称の地域が制定されたのは1927年のことで、パリ北東150キロに位置するマルヌ県を筆頭に、5つの県にまたがる3万4千(ボルドーは11万3千)ヘクタールの地域に限定して、その名称が適用されることが定められました。

対象となる地域には、ブドウ栽培を行う312のコミューンが含まれており、その中にある26万のブドウ栽培区画にはそれぞれ名前が付けられています。

この地方には、4つの主な地区があります。

  • モンターニュ・ド・ランス(北部)
  • ヴァレ・ド・マルヌ(エペルネの上流・下流域)
  • コート・デ・ブラン(エペルネ南部)
  • コート・デ・バール(オーブ県内)

ブドウ栽培の最北端に位置し、大陸性の気候ということもあり、冬が厳しく夏に高温、一定の適度な降雨量、春と夏の日照時間が長い、秋の涼しい時期での収穫という条件のもとで、繊細でエレガントな上質なワインの製造が可能になりました。

地質の主成分が白亜なので、ブドウの木を夏の湿気から守り、シャンパーニュ地方のワインに独特の風味を与えます。

それ以外にもこの地方の特徴として、丘の斜面に位置しているので、日照時間の恩恵を最大限受けることが可能になる一方、土地の水はけが良くなります。

この地方に伝承する知識、効率化、予防・保存手段を強力な武器として利用し、独自性と神秘性を兼ね備えたシャンパンの製造を実現して、世界中で製造されている発泡ワインのリーダーとしての地位を保ち続けています。